前回は、“手のしびれ”が起こる原因と症状についてお話ししました。

基本的にしびれが起こる原因は、

・血行不良

・神経の圧迫

この2つが影響していましたね。

今回は、症状ごとの対処法や治療についてご説明していきます。

まずは身近なところから、日常生活の中で出来る対処法です。

・血行不良の場合

ストレッチ等の適度な運動を取り入れて筋肉をほぐします。また、血行不良を起こしやすいような体を締め付ける下着等はできるだけ着用を避けます。

適度に温めることも改善に繋がります。

・神経の圧迫の場合

筋肉が神経を圧迫している(筋肉の緊張が強い)場合、ビタミンB1、ビタミンB12等を積極的に摂取します。

ビタミンB1:糖質をエネルギーに変えて筋肉に供給する。

ビタミンB12:神経の働きを良くする。

次にタイプ別の対処法です。

脳血管障害(脳出血、脳梗塞)

早急に整形外科や脳神経外科、手術も可能な総合病院を受診してください。

手のしびれ以外に、手足の力が入らない、ろれつが回らない、視野が狭くなる、脂汗が出るほどの強烈な痛みが起きるなどの症状が出てきます。

頸椎症(頸椎症性脊髄症、頸椎症性神経根症)

首を反らす動作によって痛みやしびれが強くなります。

対処法として、

仰向けで寝る場合首が反らない高さの枕を使う

横向きで寝る場合痛みやしびれがある側を上にして寝る

ことが症状を悪化させないために必要です。

胸郭出口症候群

吊り革を掴んだり、上にあるものを取ろうとするときなど、特に腕を上に挙げる動作で症状が現れます。

対処法として、まずうつ伏せになることを避けます。鎖骨付近の神経や血管を圧迫しやすいためです。

肘部管症候群、手根管症候群

肘部管は肘の内側、手根管は手首の手の平側にある神経の通り道です。これらが圧迫や牽引を受けることでしびれや筋力低下が起こります。

対処法として、長時間肘や手首を曲げ続けないことが挙げられます。特に寝るときには、出来るだけ関節を伸ばした状態を意識します。サポーターを着用したり、包帯を巻いたりすることも有効です。

上記のタイプのうち、脳血管障害(脳出血、脳梗塞)以外で起こる手のしびれについては、当院でのアプローチが可能です。

なぜなら、これらのタイプには筋肉の炎症や緊張が関係しているからです。

表層から深層の筋肉までアプローチすることで、症状の改善が見込めます。

“手のしびれ”でお悩みの方も、お気軽に当院へご相談ください。