みなさんぎっくり腰という症状を聞いたことがありますか?

ぎっくり腰とは、腰椎の関節捻挫と背部または臀部の筋肉の挫傷が同時に発症し強烈な痛みを伴うものです。

立てないほどの痛みや立位を保つことはできてもしっかりと腰を伸ばして立つことが難しかったりと整骨に多大な影響を及ぼします。

 

先ほどギックリ腰とは、腰椎捻挫と筋挫傷が同時に発症し強烈な痛みを出すとお伝えしました。

実は、それ以外にも表面からはわかりずらい部分で変化が起きているのです。

 

それは、「大腰筋が攣る(つる)」という変化です。

筋肉が攣る時は、その筋の筋量を越えた負荷がかかり乳酸が溜まりまくって(いわゆる酸欠状態)起こります。

 

そして、大腰筋とは昨今テレビや雑誌などでよく話題になるインナーマッスルや体幹の筋肉の代表格となる筋肉です。

骨盤を支える、歩行時や階段昇降時にももをあげる、座位での姿勢の保持などなど大腰筋の筋力が低下しているだけでお身体の様々な場所に障害が起こってきます。

 

姿勢が悪い人は全体的にお腹を突き出したような姿勢になりやすいのですが、その時の骨盤を分析してみると骨盤が前に傾いていることが非常に多いです。

骨盤が前に傾くとということは大腰筋がうまく機能していない証拠です。

その状態で、さらに重心を前にして骨盤を前傾させるような姿勢を取れば筋量以上の負荷が大腰筋にかかり大腰筋が攣るというわけです。

大腰筋が攣ってしまうと骨盤からの姿勢を支える筋肉がなくなってしまう状態なので、他の筋肉と支えを無くした腰椎だけで姿勢を保たないといけないのですが、もともとの筋肉の役割が違いますので長時間支えきることができずにギックリ腰になってしまうのです。

 

 

ギックリ腰になった方は、座位の時はものすごくピシッとした姿勢で座ります。

座位の状態で大腰筋が伸ばされる姿勢というのは、背もたれに完全に体重を預けただらっとした姿勢なのですがその状態だと大腰筋が伸ばされる状態になるのです。

また、立位では少し腰を曲げた姿勢になります。

お腹を前に突き出した上体を大腰筋が伸びている状態になってしまうためそれを庇うためです。

ギックリ腰の状態だと、無意識に大腰筋を伸ばさないような姿勢になりますので、座位ではピシッとした座り方になり立位では少し腰を曲げた姿勢になります。

 

最近注目されているインナーマッスルがまさかギックリ腰に深くかかわっていたことは皆さん驚きだと思います。

もし何度も繰り返すギックリ腰に悩まれている方は是非、一度ご相談ください。